居場所支援・就労支援・学習支援
居場所支援
京都府基礎的就職支援事業
大学や専門学校に一旦入学したけれども途中で続かなくなった。あるいは高校中退したり、卒業はしたけれどその先で行き詰まってしまった。そんな、社会との関わりにもどかしさや難しさを抱いている10代~30代のみなさんとともに、自分を見つめ直し次のステップへと歩んでいくための活動を展開しています。
学びの森ユーススクール
youth-manabinomori.amebaownd.com
・ユースカフェ
日常のちょっと気になることについての話や、趣味の話や時事問題についての議論、家族・学校・仕事のこと、現在の悩み、心配事、将来への不安などなど……お茶を飲みながらゆったりとした空間で語り合います。大きな電子黒板を活用して動画や作品を楽しんだり、ニュースを元に議論したり、今後の活動をみんなで話し合って決めたりもしています。
・ユースワーク
これまでの経験の中から参加者それぞれがつくりたいものをつくる、こだわってきたもの・好きなものを紹介する、さまざまな表現手段を用いて、自分の世界を他者とつなぐ体験ができます。また、ショート・トリップ(課外活動)に行ってみる、ミニイベントを企画する、ブログ記事で発信してみるなど、さまざまな活動を通して人とつながる楽しさを育みます。時には併設されている「学びの森フリースクール」の子どもたちと一緒に活動することもあります。
より広い社会活動の拠点(ベース)として、他の団体と連携してさまざまなしごと体験やイベント参加も企画しています。
・対話のワークショップ(Qcom)
月に1度、京都の四条烏丸にて大学生や一般の人と共に学び合うワークショップ。他の人との意見交流を通して、自分の考え方や感じ方の特徴に気づいていきます。また、自己肯定感を大切にしながら自由な対話と議論の場を実現していきます。京都市ど真ん中の立地を活かして博物館や美術館、周辺のスポットに行くこともあります。
就労支援
亀岡市ひきこもりサポート事業・亀岡市就労応援事業
様々な就労支援団体や事業所、職親制度との連携を通してインターンシップ(有償ボランティア)の機会を設けています。数時間程度の作業に楽しみながら取り組んだり、またその振り返りをおこなうことで成功・失敗から学んでいく経験や、仕事を通して金銭を得る体験の積み重ねを通してより広い社会参加の機会を拓いていきます。
~連携先一覧~
〇 画材循環プロジェクト 巡り堂(画材のリサイクル・拭き上げ作業)※1
〇 一般社団法人きりぶえ HOZU BAG(グライダーバッグの生地裁断作業)※2
※1 亀岡市ひきこもりサポート事業として1回につき500円が学びの森から支給されます
※2 亀岡市就労応援事業として1時間につき800円が支給されます(最大30時間)
個別就労支援
就労を希望されるみなさんに対して、学びの森では個別にそのお手伝いもしています。まず専門相談員がお話をお聞きし、みなさんの状況にあった就労へと向かうプログラムを組み立てていきます。具体的には中間就労やアルバイト、そして正規就労へと寄り添いながら支援をおこないます。
~連携先一覧~
学習支援
京都府フリースクール連携事業
学びの森では、学校へ行かないもう一つの学び場として小中学生を対象にした「フリースクール」の活動をおこなっています。フリースクールでは、通学が在籍校の出席になるほか、次の進路をめざした学力を身につけることができます。
学びの森 フリースクール
不登校を、自由で豊かな学びのはじまりに。
好きな机に座り、先生や仲間と会話をしながら
一人ひとりが自分のペースで学習するフリースクール。
ここは単なる居場所ではなく、子どもの成長・変容をサポートする場です。
学びを通じて子どもたちは自信を取り戻し、
多様な大人との関わりの中で自分の将来を前向きに考えるようになります。